カイロプラクティックに100種類以上ある伝統的なテクニックのうちの1つの技術です。
施術の流れ
腰痛・坐骨神経痛を引き起こす根本原因を見つけ出します。
原因と考えられる部位の可動域制限や筋力低下を改善します。 体の循環を促すことで健康になろうとする力が働きやすくなる環境を整え、体の歪みを整えます。 腰痛・坐骨神経痛が改善されやすい体に変化していきます。 再発しない、再発しても長引かないように定期的に健康管理をする。ゆめてんの施術では、痛みやしびれをとることを最終目的とはしていません。日々の生活をより快適に過ごせるように、痛みを繰り返さない元気な体、また、痛みが表れても長引かない健康な体作りのサポートをすることが当院の目的としています。
内臓と神経の反射による施術の考え方
体には全身にある血管の中を血液が流れているように脊柱(背骨)にある脊柱管の中を脳脊髄液という液体が流れています。脳脊髄液は成人で約150mlが流れています。
この脳脊髄液は脳や神経、脊髄に栄養を与え、老廃物を取り去る役割があります。
後頭骨(頭蓋骨の後ろ)から脊柱管(背骨)を通って仙骨(骨盤)まで続く脊柱管内を脳脊髄液が常に循環しています。脳から脊髄の全体を硬膜という2層の膜が覆っています。
後頭骨と仙骨はわずかな動きが生じているため、通常、脳脊髄液が円滑に循環しています。この循環を第1次呼吸メカニズムと言います。
これは赤ちゃんが、母胎にいるときから行われている生命の維持に欠かすことのできない呼吸です。
しかし、頭蓋骨や脊柱(頸椎、胸椎、腰椎、仙骨)、骨盤、四肢のわずかな歪みやズレが生じるとその内側を覆う硬膜にも捻じれが生じ、硬膜の中を流れる脳脊髄液の循環は鈍くなってしまいます。
そのため、後頭骨と仙骨のポンプ運動を促し、脳脊髄液が十分に循環できるような体の状態になることが重要になります。
内臓と神経の反射と腰痛坐骨神経痛には密接な関係があります。人の体は、頸椎7、胸椎12、腰椎5、仙椎(仙骨)からなります。
脳から出た神経は脊柱の中を通り、仙骨から足先にまで伸びています。これらの椎骨の神経は全て内臓まで届いています。脳脊髄液の循環の滞っている内臓にアプローチを行うことにより、関連する椎骨が整い、体のバランスを整えていきます。
他にもゆめてんでは4つのアプローチを行い、腰痛・坐骨神経痛の問題に向き合っています。
内臓の問題
肝臓や腎臓、副腎などの働きの低下により、慢性的な腰痛を引き起こします。
四肢の問題
体の中心から離れた、腕や脚のバランスが腰のアンバランスを引き起こします。
骨盤の問題
普段の姿勢で骨盤が歪み、ぎっくり腰の要因になる可能性があります。
頭蓋の問題
腰の脊柱管を覆う硬膜は頭蓋骨から仙骨までつながっています。頭蓋骨の縫合のズレにより硬膜は捻じられ、硬膜を介して背中や腰まで影響を及ぼします。
痛みには原因があります。
人は普段は必ず、日常生活で習慣や癖を持っています。
普段の生活では気が付きにくい程度のズレや歪みが生じています。
これらが積み重なり、体が耐えられなくなり、結果として痛みとして現れてきます。
そのため、痛みやしびれの根本的な原因に対処しなくては同じような状態を繰り返したり、長引くことがあります。
ゆめてんでは、痛みの根本的な原因を見つけ、内臓と神経の反射を使い脊柱の1本1本を整えて循環を促し、体が本来持っている「自らが健康になろうとする力」を働きやすい環境を作ることにより、腰痛・坐骨神経痛の改善を目指します。
※ここで取り上げた状態はあくまでも一例です。現在の状態はこれらの状態が複雑に絡み合った状態も考えられます。またこれ以外の可能性も十分に考えられます。